トリミングは医療行為です
――だから「断らない」「急がない」「無理をしない」
「院長、高齢や病気を理由にトリミングを断られてしまう飼い主さんが多いのですが、ひまわりではどう対応していますか?」
はい。厚木ひまわり動物病院では、トリミングを単なる美容ではなく、医療行為の一部と考えています。だから、原則としてお断りすることはありません。
むしろ、高齢の子や持病のある子ほど、専門的な管理のもとでお手入れをする必要があると考えています。
なぜトリミングが医療なのか
トリミングは、毛を切るだけではありません。
皮膚の状態を見る
しこりや腫れを触って確認する
耳や爪、肛門周囲の異常を見つける
被毛の質や抜け方の変化に気づく
これらはすべて、健康チェックです。早期発見につながる重要な医療行為です。
だからこそ、獣医師が関与しないトリミングには、どうしても限界があります。
必ず獣医師がチェックします
ひまわりトリミングサロンでは、トリミングの前に必ず獣医師が健康チェックを行います。心臓や呼吸、皮膚、体温、粘膜の色などを確認し、その日の体調に合わせて、できる範囲・避けるべきことを判断します。
そのうえで、獣医学教育を受けた専属トリマーが施術を行います。
急がない。流れ作業にしない。
一般的なサロンでは、効率や回転率がどうしても重視されます。しかし、体力の落ちた子や病気を持つ子にとって、「短時間で一気に終わらせる」ことが必ずしも安全とは限りません。
ひまわりでは、のんびり、休み休み、無理のないペースを大切にしています。途中で疲れたら休憩。緊張が強ければその日はそこまで。全部終わらなくても構いません。
何かあればすぐ治療できる
これが、病院併設サロンの最大の強みです。
呼吸が荒くなった
チアノーゼが出た
出血が止まらない
急にぐったりした
こうした異変があれば、すぐに獣医師が対応し、必要なら点滴や酸素投与、処置を行います。これができるのは、病院併設だからこそです。
高齢・病気だからこそ、断らない
「年だから」「病気があるから」と断られてしまうと、被毛は伸び、毛玉は増え、皮膚は蒸れ、爪は伸び、結果的に体調はさらに悪くなります。
トリミングをしないことが、かえってリスクになることも多いのです。
だからこそ私たちは、「断らない」「急がない」「無理をしない」を大切にしています。
まとめ
トリミングは美容ではなく医療。
必ず獣医師がチェック。
専属トリマーが担当。
時間をかけて安全第一。
異変があれば即治療。
高齢でも、病気があっても、安心してお任せください。
その子にとって本当に必要なお手入れを、その子のペースで行う。それが、ひまわりのトリミングです。





















