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〒243-0036 神奈川県厚木市長谷1669
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シニアのワンちゃんへの取組

6歳以上のワンちゃんとの過ごし方

6歳以上の高齢犬

犬も人と同様、年齢を重ねるとともにさまざまな体の変化が起こります。当院では、その変化を把握し、愛犬と飼主様のかけがえのない時間を少しでも長く健やかに楽しむことができるようお手伝いしております。

人間との比較

犬は人の約4~10倍の早さで年をとります。私たち人間も1年に1回受ける健康診断、人間の年齢に換算すると1年で4~10歳も年をとるワンちゃんはそれでは不十分です。わずかな不調のサインにも早く気づいてあげるために1年に2回は健康診断を受けて健康管理をすることをおすすめします。
当院では6歳以上のワンちゃんのための健康診断のプランをご用意しております。
詳しくは健康診断のご案内をごらんください。

人間 小型犬 中型犬 大型犬 超大型犬
6歳 40歳 42歳 45歳 69歳
7歳 44歳 47歳 50歳 79歳
8歳 48歳 51歳 55歳 89歳
9歳 52歳 56歳 61歳 99歳
10歳 56歳 60歳 66歳 109歳
11歳 60歳 65歳 72歳 119歳
12歳 64歳 69歳 77歳
13歳 68歳 74歳 82歳
14歳 72歳 78歳 88歳
15歳 76歳 83歳 93歳
16歳 80歳 87歳 99歳
17歳 84歳 92歳 104歳
18歳 88歳 96歳 109歳
19歳 92歳 101歳 115歳
20歳 96歳 105歳 120歳

起こりやすい体の変化

■行動・様子の変化

・ぐったりして元気がない
・落ち着きがない
・飼主が認識できない
・咳をする
・息切れ、呼吸困難を起こす

■歩き方の変化

・ふらつく、ものによくぶつかる
・足を引きずる
・下半身が動かない
・段差が上がれない
・スムーズに立ち上がれない

■食生活の変化

・食欲がない
・異常に食べるようになる
・水を異常に飲む
・水を飲まなくなる
・食べ物の好みが変わる

■睡眠の変化

・なかなか眠らない
・夜鳴きをする
・昼寝の時間が長い
・夜の睡眠時間が異常に短い
・睡眠中触れても反応しない

以上のような変化や、その他、体や行動の変化がみられたら、早めに獣医師にご相談ください。 病気を事前に防ぐには、体が訴える小さなサインを見落とさないことが重要です。

6歳以上のワンちゃんに対する当院の取組

診療年齢別割合グラフ

右のグラフは当院における、過去2年間のワンちゃんの診療年齢別割合グラフです。6歳以上のワンちゃんが68.8%と大変高い割合をしめております。
そのため、当院では6歳以上のワンちゃんに対して、さまざまな取り組みを行っております。

手術・治療実績

過去の手術・治療症例
■腫瘍

腫瘍にはゆっくり増殖して他の器官などには転移しない良性腫瘍と、一気に増殖し他の器官に転移する悪性腫瘍(ガン)があります。
犬に多いのは、乳腺腫瘍、皮膚ガン、口腔の腫瘍、肛門周囲腺腫、骨腫瘍、悪性リンパ腫等です。

主な症状
【乳腺腫瘍】 しこり・乳汁・乳腺付近の赤み、腫れ
【皮膚ガン】 いぼ・しこり・こぶのような隆起物・筋肉の硬結
【口腔内腫瘍】 しこり・出血・口臭・よだれ・びらん・食べづらそうにする
【肛門周囲腺腫】 肛門のまわりの硬いしこり、出血、化膿、潰瘍
【骨腫瘍】 歩行異常・骨、関節部の腫れ
【悪性リンパ腫】 リンパ節の腫れ・食欲低下・元気がない

■僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁が変性により肥厚し、弁がしっかり閉じなくなることで生じます。

主な症状
呼吸困難・咳・疲れやすい・運動を嫌がる

■腎不全

腎臓の機能障害により体内の老廃物の排泄や水分・電解質バランスの調節などに異常が生じます。

主な症状
【急性腎不全】急激な尿量の減少・尿閉・食欲不振・嘔吐
【慢性腎不全】多飲多尿・食欲不振・体重減少

■甲状腺機能亢進症

甲状腺の働きの異常により、甲状腺ホルモンが多量に分泌される病気です。

主な症状
飲水量の増加・多尿・下痢・息切れ・微熱・不整脈・行動の活発化
眼球突出

■骨折

高齢犬骨折のほとんどは、交通事故や高所からの飛び降りや落下が原因となっています。また、高齢犬になると骨がもろくなり骨折することもあります。

主な症状
痛みにより異常歩行・患部の腫れ・不安な動き

■認知症

老化にともなう脳の委縮や神経に毒性のある物質が脳に沈着することが原因といわれており、認知力や反応性が低下し、学習記憶能力が衰えます。

主な症状
反応力の低下・失禁・異常歩行・夜鳴き・徘徊・食欲増加、減少・性格の変化

■白内障

水晶体が白くにごってしまう病気で、光が網膜に達しにくくなるため見えにくくなります。放置すると、どんどん視力が低下します。

主な症状
物にぶつかる・目が白くなる・瞳孔が開いている

シニアトリミング

老犬になり、目や耳が不自由になると、触れられることにおびえ、嫌うようになることがあります。
また、老犬は心臓を悪くしていることも多く、独特の危険な動きをするため、老犬をお断りするトリミングサロンもあります。
当院ではトリマー兼看護師もおり、老犬でも安心してサービスを受けていただけます。また施術前後に獣医師による健康チェックも行います。

デイケアサービス

■預けたいが運ぶことができない
■出かける必要があるが、預けるのが不安
■リフレッシュしたい

介護が必要な老犬の飼主様の多くが抱えるお悩みです。そういったお悩みを持つ飼主様をサポートするサービスです。
当院では移動が困難なワンちゃんでも安心して、預けていただくことができるよう送迎サービスを行っております。
また、入院室とホテルルームを分けて、ゲージは通常の2倍の広さを確保しており、快適にすごしていただける環境をご用意しております。
獣医師と看護師がすぐに対応できる体制をとっておりますので、安心してご利用ください。

シニア健康診断

6歳以上になるとさまざまな体の変化と同時に病気のリスクも高まります。
そのため、それまでの健康診断の内容ではカバーしきれず、見落として未然に防ぐことが出来ない場合があります。
当院ではシニア犬に多い疾患を体の部位ごとの検査する部位別健診コースと腫瘍マーカーをセットにしたがんコースをご用意しています。

★心臓・腎臓コース

腎臓疾患マーカーを含むコースです。
検査項目:BNP、SDMA、UPC
※尿のサンプルをお持ちいただくようになります。

 

★肝臓・膵臓コース

肝臓癌の腫瘍マーカーを含む肝・膵臓疾患に特化したコースです。
検査項目:AFP、CPL、TBA
※血液検査のみです。

★内分泌コース

甲状腺ホルモン、副腎ホルモンの数値をみて内分泌系疾患の早期発見に繋げます。
検査項目:T4、FT4、TSH、コルチゾール
※2時間のお預かりになります。

★ガンコース

肝臓癌、膀胱癌、副甲状腺腫瘍の早期発見に繋げます。
検査項目:AFP、V-BTA、PTHrP、Ca
※尿のサンプルをお持ちいただくようになります。

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