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厚木ひまわり動物病院ブログ

小鳥の呼吸器について

→院長、小鳥の呼吸器について教えて下さい

小鳥の呼吸器について

ガス交換効率は人の10倍以上!

はい、小鳥の呼吸器は、人の10倍以上と言われるほど、著しく高性能である事が一番の特徴と言えます。

→10倍以上とは、驚きますね!

小鳥の呼吸器について

ガス交換効率は人の10倍以上!

→吸入性の中毒を起こしやすい!

そうですね、非常に効率の良いので、吸入性の中毒を起こしやすいと言う弱点にもなりますから、匂いの強いものには十分に注意する必要があります。

小鳥の呼吸器について

ガス交換効率は人の10倍以上!

→吸入性の中毒を起こしやすい!

肺の奥には気嚢が繋がり、内臓全体を冷却

→空気を温めないと内臓が冷える

→小鳥の身体は空気の塊の様にフワフワでとても軽いですよね!

吸い込んだ空気は肺を通り越して気嚢、更には骨まで繋がっているので、小鳥の身体は空気だらけです。

だから保温する際は30℃近くにしなければ内臓が温まらないんです。

小鳥の呼吸器について

ガス交換効率は人の10倍以上!

→吸入性の中毒を起こしやすい!

肺の奥には気嚢が繋がり、内臓全体を冷却

→空気を温めないと内臓が冷える!

副鼻腔は鼻から目の周りまで広範囲

→副鼻腔炎が治りにくい!

→副鼻腔炎で死亡する事もあると聞きましたが…

はい、小鳥の副鼻腔は頭部全体に複雑に入り組んで広がっていることから、一度感染や炎症を起こしてしまうとなかなか治らず、死んでしまう事もあるんです。

小鳥の呼吸器の異常は致命的な事が多いですから、異常を感じたら直ぐに病院を受診して下さい。

→はい、ありがとうございました!