→院長、小鳥の生殖器について教えて下さい。

はい、小鳥は条件が整えば直ぐに発情する恋多き動物です。生殖器には大きな特徴がありますね。

小鳥の生殖器について

●セキセイのオスは精巣が癌になる

→セキセイインコの男の子は発情し過ぎると癌になると聞きましたが…

そうなんです。男の子が発情すると精巣が非常に大きくなりお腹の中を占拠するほどになります。発情がおさまれば小さくなって気嚢に包まれて冷却されるのですが、発情が慢性化すると大きなまま42℃の体温で温め続けられ、癌になりやすいのです。

小鳥の生殖器について

●セキセイのオスは精巣が癌になる

●メスは卵巣、卵管が癌になる

→女の子は卵巣、卵管のトラブルが多いのですよね

はい、女の子は発情に伴い、卵巣、卵管が著しく膨大し、下腹部が出てしまうほどになります。慢性化すると頻繁に産卵し、卵巣や卵管が癌化することもあります。

小鳥の生殖器について

●セキセイのオスは精巣が癌になる

●メスは卵巣、卵管が癌になる

●メスの排卵から産卵までの時間は24時間

またお腹の中の卵は24時間以内に産卵しなければ卵詰まりと診断され、緊急的な治療が必要になります。

小鳥の生殖器について

●セキセイのオスは精巣が癌になる

●メスは卵巣、卵管が癌になる

●メスの排卵から産卵までの時間は24時間

●発情のコントロールが重要！

→慢性的な発情が原因で命を落とす事があるんですね…

はい、小鳥を飼うにあたり、発情のコントロールは非常に重要です。早いうちから病院で良く相談してください。

→はい、ありがとうございました！