小鳥の診療の極意
→院長、小鳥の診療で他の動物に比べて特に気を付けている事はありますか?
はい、小鳥が体調不良の場合は、全てが緊急事態ですぐに死んでしまう可能性が高いため、診断を進めるための検査などは、あえて直ぐには行わないようにしています。
小鳥の診療の極意
直ぐに検査をしない!
→何か矛盾して聞こえますが、検査や診断をせずに治療を進めるのですか?
はい、小鳥の命を助けるためには原因疾患を特定するよりも、一刻も早く状態を改善させる事が非常に重要なんです。
小鳥の診療の極意
直ぐに検査をしない!
緊急状態からの回復が最優先!
→検査、治療の前に何をするべきですか?
先ずは保温、安静の確保、酸素投与、点滴、栄養供給を適切に行い、緊急状態から少しでも回復させる努力をします。診断を急ぐあまり先に検査を行うと、更に小鳥を弱らせてしまうんです。
小鳥の診療の極意
直ぐに検査をしない!
緊急状態からの回復が最優先!
即入院、対症治療!
保温30℃
絶対安静
酸素投与
ビタミン点滴
栄養供給
→いきなり入院になってしまうんですね…
はい、特に重症の場合は、直ぐに入院をオススメしますが、検査を始めるまでに3日程対象治療のみ行うこともあります。それまでに死んでしまう事も決して少なくありません。
→診断を急がず、状態の安定化を優先するんですね!
小鳥の診療の極意
直ぐに検査をしない!
緊急状態からの回復が最優先!
即入院、対症治療!
保温30℃
絶対安静
酸素投与
ビタミン点滴
栄養供給
安定したら慎重に検査、治療
はい、体調が悪くなってしまった小鳥の命を助けるためには、極めて慎重に進めなければなりません。診断は後回しですが、あらゆる可能性を考慮した対症治療を最初から始めるために、出来るだけ早い受診と、入院をためらわないで欲しいと思います。
→ありがとうございました





















