小鳥の骨について
→院長、小鳥の骨について教えて下さい。
はい、どうぞ!
→小鳥の骨はなぜ薄いのですか?
小鳥の骨について
●薄い骨と含気骨
→骨折しやすく、感染を起こしやすい
小鳥は飛ぶために体を軽くする必要があり、非常に薄く軽く出来ていますから、簡単に骨折します。また一部の骨は肺と繋がって空気が入り込んでいるので、感染症が全身に広がりやすいと考えられます。
小鳥の骨について
●薄い骨と含気骨
→骨折しやすく、感染を起こしやすい
●発情期にカルシウムを貯蔵
→卵殻形成の準備
→発情期に骨が白くなるのはなぜですか?
小鳥は卵殻を作るために大量のカルシウムが必要ですが、骨が薄いために骨髄の中にカルシウムを蓄積させますので、レントゲンで見ると骨が真っ白に見えるんです。その分体重が重くなり、骨が硬く変形してしまう事もあります。
小鳥の骨について
●薄い骨と含気骨
→骨折しやすく、感染を起こしやすい
●発情期にカルシウムを貯蔵
→卵殻形成の準備
→オスの場合は精巣腫瘍に注意!
もし産卵しないはずの男の子のレントゲンで骨が白く見えたら、精巣腫瘍の疑いが高いと考えられますので、直ちに治療が必要と判断されます。
→ありがとうございました!





















